2016-05-25

新会員のご紹介

一昨日、鹿川のいつもの沢を元上司と釣り上がり、キャンプ場に帰ると見知らぬヤツがぐったりと倒れています。
国籍、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、全て不詳。
少し躊躇します。
でも、ほおって置けば必ず野獣の餌食です。保護することに決定です。

食事の好みも、好きな酒の銘柄も、好きなタイプも解りません。当然何語をしゃべるかも解りません。

熱中症にでもなったのかもしれぬと不安なので、体温を下げることにします。
風通しの良い炊事場のテーブルの上に食器入れをひっくり返しシェルターをこさえます。段ボール箱で日陰もこさえます。

そのうちだいぶ元気になり、テーブルの上に排便した跡もできました。
食事を与えようとしますがすごい抵抗をします。

この調子なら元気になりそうですがあと一日様子を見ることにします。
その間に、鹿川の人たちから情報を集めますが、みんな写真を撮ると帰ってしまいました。

新しい仲間、アカショウビンの赤太郎君です。

一夜明け、少し遅めの朝食の後そっと様子を窺うと声に張りが出てきました、抵抗も一層激しくなりました。
これなら飛翔できるでしょう、安心です。
2016年5月24日午前9時36分、新緑の森に消えていきました。
たった一日の仲間でしたが素敵なヤツでした。

2016-05-23

鹿川からの便り

熊本の大地震発生から二月ほどたち、新聞の釣情報では被災地の高校生がお祖父さんと高千穂でエノハ釣をした記事なども掲載されだしました。

鹿川の情況を確認したいので元上司と深夜の高速を南下し218号線を利用して鹿川へ入りました。

高速は熊本県に入ると、いたるところで路面が波打ちだし車はローリング、ピッチングします。工事箇所の前ではS字カーブを使い車線を変更し信号で停車を指示されます。

国道は、豊野の池の西側と高千穂の市街地に入る手前(西側)で対面通行の規制がされていました。

高千穂を過ぎると、国道も県道も何も問題なく走行できました。

鹿川では管理人さんが育てているササユリが、私達の訪問を待っていたかのように花を開いてくれました。

少し風が強いけれど、とても爽やかな一日になりそうです。